苦い経験

昔の苦い経験を思い出した。突然、事務から首を電話で告げられたこと。今考えても、ひどかったな〜。

 以前、私がひょんなことから、高校生に勉強を教えることになって、私立の学校で講師として教鞭にたちました。教えることに、興味を持っていたので、やってみようと奮闘しました。

 生徒に物を教えるのだから、”ある程度のレベルまで力をつけてほしい。公の試験に合格してほしい”と、一生懸命情報や素材を集め、予習をして、たくさん準備して取り組んでいました。そんな忙しい日々も続き、2月になったころ、突然事務から電話があり、「来年度は、もう来なくていいです。」と伝えられました。

 あまりにも、突然で、かつ理由もわからない解雇でした。後に、学校の先生仲間から聞いた話によると、授業中の私の発言がいけなかったらしいのです。私も若かったし、どちらかと言えば熱くなるタイプなのです。一生懸命さが裏目にでてしまいました。事業中の発言か。。。確かに、そういうようなことを、言ったかもしれないけれど自分の真意とは全く違う解釈で伝わっていた。さらに、納得がいかないのは、「なぜ私の話をきかないのか?」と憤りを感じました。生徒から話しを聞き出し、こちらの意見も聞かず一方的に、解雇です。

 世の中の、不条理さを感じた経験でした。もともと、この学校は、色々良くない噂の立つ学校で、裁判をかかえて問題のある学校だったので、特に何も行動せず、「さようなら」と縁をきりましたが、こんなこともあったなと思い出しました。
 
 色々な経験をして、人は強くなる。どんなことがあっても、自分に実力をつけて、また挑戦しつづけることが大事だなと思います。