最短最速勉強法

仕事学のすすめ   伊藤真さん ”司法試験流” 知的生産術 (水曜日)
〈全4回〉 NHK Eテレ東京 午後10時25分から午後10時50分


  • 最短最速勉強法とはなにか?

 目的があることを前提に、今現在の自分とゴールに向かって直線を引き、それをゴールからたどって戻る勉強の方法である。つまり、今の自分から目的に向かって、正しい方向で勉強する方法。

 さらに、量が多い勉強ほどチャンスがあるそうだ。

 *合格=能力×気力×方法論  (合格において、大差がつくのは、勉強の方法論であるという。)

 発想の原点として、ただ闇雲に量をこなすだけの勉強の仕方はダメであるということ。なぜならば、未知の問題というのは限りなく存在するから。

 では、どのようにするのかというと、論理を積み上げて結論を導く方法。つまり、事実を論理で説得するというやり方が正しいという。

*ビジネスの上でもこれを活用できる。

 例えば、新しい商品を開発する。 どのように売り込むのか? 方法として、事実と論理をつみあげて、消費者を説得させ、さらに納得させるのだという。

 たくさんの新商品が次から次へと生まれる。我々消費者は、売り手の方から広告や様々な媒体を通して、その商品を購入させるように納得させられていたのではないかと思った。その解説には、とても納得させられてしまった。まさに、その通りかもしれない。

  • 読書法について、

まず、目次のコピーを手元に置き、全体の構造を把握する。
それから、概念と概念の関係性を把握する。
つまり、言葉や概念の関係を学ぶのであると。そうすると、それぞれの理解を深められるのだという。

  • 暗記法について、

記憶したことを上手く引き出せるようにする。さらに忘れることを恐れないことが大事である。だから、復習すること。これは、学んだことを次から次へと送って行くやり方であった。流れの中で、体系的に記憶する。さらに、アウトプットを意識しながら記憶する。また、コアな中心部分を正確に記憶することも大事である。



 勉強の方法論は、司法試験にかかわらずいろいろな勉強に応用させることができると思った。間違いなくwebの勉強にも当てはめることができる。特にこの復習の方法は、すぐに取り入れようと思う。

 最近思うことだが、いろいろな勉強やビジネスや様々な考え方、物事の哲学や真理は、いろいろなことに通じるような気がしてならない。成功への道のようなものは、案外同じなのかもしれないな。