vol.21

新国立劇場のサイトの一部

渋谷オーチャードホールにて熊川哲也さん監督のシンデレラを見たばかりだったので、その余韻に浸っていた。そして、菅井円加さんのローザンヌ国際バレエコンクール優勝のニュースは、本当に嬉しいことに思えました。

 スイスのローザンヌで毎年開かれる15〜18歳のバレエダンサーを対象としたコンクール。1973年から開催されており、将来性を審査する、若手の登竜門として知られる。古典舞踊と現代舞踊の2部門で踊りを競う。上位入賞者には、名門バレエ学校への留学資格などが与えられ、生活支援金として1万6000スイスフラン(約134万円)が支給される。今年は19カ国から79人が参加。決勝に残った21人のうち日本人は5人いたそうです。


 そのシンデレラ公演で配布されたチラシに目が釘付けになりました。それが、こちらです。

 いままで、人間の肉体美に関心があまりなかったのだけれども、鍛えられた人の体の美しさに感動を覚えました。それから、躍動感と表現力の素晴らしさが、見事に伝わってくるなと。影の部分の使い方が、さりげないがこだわって作ったのが理解できる。

 シンプル色使いながら、アクセントの赤いバイオリンと赤いロゴ、さすがである。(注意:一枚のようにも見えるが、右側のグレーの一色刷りは、裏面の広告である。)