仕事学のすすめ

スランプの克服方法に目からウロコが落ちました。自分の価値を自分で決める。とても心に響いた。伊藤さんの最終回の思いが、伝わってきた。ラストにふさわしい番組であった。

 仕事学のすすめ   

〈第4回〉 NHK Eテレ東京  伊藤真さん ”司法試験流” 知的生産術 最終回

スランプを味方にする自己管理法

過去の失敗等を引きずるのは、精神的な弱さの問題である。だから、なんでもプラスに考えよう。



スランプに陥ったら、おめでとう!と考える。

  • 努力していることの証であるから。


では、どのようにスランプから克服するのか? スランプ克服法とは?

  • 不安要因、原因をすべて書き出す。 (スランプを客観視する。)
  • 自分で対処できる場合。 (一つひとつ、それを潰して、解決をする)
  • 対処できない場合。 (自分の責任が全てであると思わないこと。そして、そこに置いておく。その部分は、あきらめる。人のせいにしてもいい。)
  • 自分の力では、どうしようもないと割り切りをつける。

大事なことは、すべてが自分の力で解決できると思わないこと。そして、スランプを膨らませない。(妄想して、自分はダメだと思い込まないこと)

なぜなら、弱い部分が全体である、すべてと考えない。つまり、全体視しないこと。さらに、永続視させない。

ソクラテスの弁明より、
「生きるか死ぬか、どちらがその後より良い運命に出会うかは、神にしかわからない」

  • 成功にも、失敗にも学ぶ価値がある。自分の価値は、自分で決めることが重要であると述べていた。


 このスランプの克服法を聞いて、肩の荷がおりて、とても気持ちが楽になった。今現在の自分には、出来ないけれど、未来の自分には、できる可能性がある。こんな、ポジティブな発想は、とてもいい。確かに、自分の価値は、自分で決めるというのにも大賛成だ。自分らしい生き方を、真正面から向き合って、自分の評価を自分で決めたい。色々な意味で救われた言葉であった。